2019年3月2日土曜日

かけある記 イオン浪江店(仮称)出店決まる (2019年2月16日)

2月1日覚書締結、今年夏オープン

12日の議会全員協議会で町長から「2月5日にイオンリテール浪江出店について辻社長と正式に合意、19日に覚書を調印したい」と報告がありました。帰還人口(896人/1月末)が少ない中、町内の買い物環境が大きく改善さるものと期待されます。場所は「かねこ」跡です。

修繕費6000万円町補助

引き続き全員協議会で、担当課から説明、議会との質疑応答がありました。
町の年間経費負担は店舗修繕費としてイオンリテールと家主に各3000万円、計6000万円と、年間家賃179万円(社協分69万と店舗分120万円)を5年間、町が補助するということです。莫大な町負担が発生することは間違いありません。
尚担当課長の説明によれば修繕費はこれ以上かかり、試算中である、ということです。また「出店事業者に修繕費として、3000万円の補助があることはこれまで町から説明がなかった。そうであるなら町内業者が出店を希望したのではないか。」、「修繕費3000万円の根拠は何か」などの質問があり、担当課長は「事業再開に対する国の補助と同額にした。場所を限定して相手と交渉してきた」と答えました。
開店予定は今年夏で店舗の駐車場は約50台、店舗面積は880㎡(約266坪)、取扱商品は生鮮3品(肉・魚・野菜)、総菜、弁当、日用品(下着類、洗剤など)のほか家庭用医薬品などを予定している。

浪江小・中学校が閉・休校あれから8年

まもなく卒業式、そして入学式が行われる季節。残念ながら避難先の浪江中学校の閉校と浪江小・中7校が閉校を迎えることになった。学び舎の歴史と伝統、思い出が失われてしまうのか。心に秘めよう。原因は原発事故である。残念…。涙が止まらない。 

〈避難先の閉校〉
 ・浪江中学校針道校舎(新年度在校生ゼロ)
〈町立小・中学校休校〉
 ・浪江中、浪江東中、津島中・幾世橋小、請戸小、大堀小、狩野小

なみえ創成小・中学校の校歌、決まる

空と海が あおくめざめて
 星はやさしく 雲を追いかけ

はじめのかなた 光をはこぶ 
 かぜにあこがれ 夜明けの道で

知る 学ぶ 想う 愛する
 歌う 笑う 駆ける はばたく

季節はぼくに 君は未来に
 声はいのちに 鳥はこころに

虹をかけたい
 なみえの朝だ 創成のとき

作詞:和合亮一/作曲:信長貴富
(発表は3月16日)


震災による住宅被害と生活再建支援金について

帰還困難区域からの相談がありますのでお知らせします。
◆基礎支援金(単位円)
     
複数世帯
    単 身
       
判 定
100万
75万
全壊①
50万
37.5万
大規模半壊
100万
75万
半壊③

加算支援金(単位円)
     
複数世帯
    単 身
      再建方法
200万
150万
建設購入①
100万
75万
補修
50万
37.5万
賃貸③ 
申請期間:H32.4.10まで

帰還困難区域は延長、みなし認定を