去る1月22日、「医療免除は2月末で切れてしまいます。3月以降の医療費免除はどうなるのですか」という相談があり、町の健康保険課に確認したところ「国からは正式決定通知は来ていないけれども、2月中旬までには無料継続の通知の準備をしています」とのことでした。まもなく医療費免除通知が届くと思いますのでご安心ください。
インフルエンザがまん延、予防接種はお済みですか
この冬は雪が少なく「乾燥注意報」が出されるほどです。東京に避難している一人暮らしの友人から「インフルインザにり患、熱を出して寝込んでいる」と、昨日メールがありました。予防接種はお済ですか。ワクチン接種はある程度発症を抑える効果があるといわれております。「福島県内でも最多」との報道もありました。重症化しないためにも予防接種した方がよいかもしれませんね。
「水素エネルギー」は多額の費用が掛かります。
山口県の取り組みを研修
町議会産業建設常任委員会は1月29日、「水素先進県」と言われている山口県を視察。山口県商工労働部新産業振興課石原主幹から山口県の取り組みについて詳しく説明を受け、質疑応答、研修して来ました。その特徴について簡単に報告したいと思います。
浪江町が目指す「世界最大規模の水素製造拠点」は太陽光発電で水を分解し、水素を製造(一万㎾の発電装置で年間900トンを製造・貯蔵・供給、実証事業予算約130億円)するという計画です。
山口県の取り組みは周南コンビナートにある苛性ソーダ生産工場【(株)トクヤマと東ソーの共同事業】から出る副産物の水素利活用というものです。浪江町と共通するのは『水素の利活用』です。やり取りの一部をお知らせします(平本委員長、佐々木副議長からもたくさんの質問が出ました)
馬場:水素1立方メートルの製造コストは?
石原主幹:副産物であるがコストは明らかにされていない。
馬場:計画では工場からパイプライン(二重管)を引き、一般家庭に水素燃料供給電池を設備し、普及する事業の結果は?
石原主幹:実証事業の結果はとにかくお金がかかり、水素連携は難しい。
馬場:水素利用の課題は?
石原主幹:規模にもよるが水素ステーションの建設に数千億円かかり、燃料電池車(FCV車)も700万円以上する。公共事業でないと難しいと思う。