2018年9月1日土曜日

かけある記 東電・ADR打ち切り、だまっていられない!(2018年8月21日)

今後訴訟検討→2286世帯に上る町の調査

817日、議会全員協議会が開催されました。総務課長からは7月に行われた訴訟説明会の後、町が行った「訴訟など意向調査」結果について次の報告がありました。
                        
発送件数10,434通
訴訟を検討 2286世帯
 内訳/起こしている162/起こしていない2145

個人ADR検討 1078世帯
 内訳/弁護士に依頼131/自分で申し立て64/申し立てしていない1226

いずれも検討しない 1715世帯



馬場議員の質疑と意見
  • 国・東電の不当な打ち切りに対する町民の怒りの表れである。今後、原告団結成や、訴訟申し立てに対する資料提供など、集団訴訟成功のために、町は積極的に協力してゆくべきである。
  • 訴訟費用や、訴訟方針について説明を求める。
〈総務課長〉弁護団は一世帯の訴訟着手金1万円、実費9万円。家族2人目以降は2万/1人と説明している。「精神的慰謝料・避難慰謝料・被曝不安やADR打ち切りに対する慰謝料なども検討している」とのことです。


まだ参加申し込みをしていない人でも、これからでも一人でも多く参加していただきたいと思います。津島原発訴訟など県内、県外の裁判に立ち上がっている方々との連携を強め、国・東電の責任を追及してゆくことが大事だと思います。

これまでの家屋等解体件数9,804棟に(住民課説明)

被災家屋など解体状況
●解体工事申込件数:4,074件(居宅以外もふくむ。複数あるも1件とする。)
●完了件数:1,937件(47.5%)
●残件数:2,137件(居宅以外もふくむ。複数あるも1件とする)
●解体棟総数:9,804棟(居宅1533棟/倉庫等8,271棟)