『森友/加計/共謀罪/なんだあの答弁は。国民をバカにしてる』
昨日(9日)の夕方、集金にお邪魔した。これは二本松市内のある読者の怒り声である。お店には僕の他に誰もいなかった。店主は従業員らと忙しく商売の打ち合わせをされていたので、僕は集金だけで帰ろうとした。ところが打ち合わせを途中で打ち切り「どうぞどうぞ」 とお茶を出してくれた。「是非聞いてくれ」とばかりに見出しのことを話してきたのである。とても書ききれないので要約してお知らせしたい。- 「森友問題も加計学園問題も政治の私物化だよ。幼稚園の子供まで利用している」「前川さん(前事務次官)が言ってることは本当だと思うよ。安倍も、菅(官房長官)も逃げてるだけだべ。森友問題もひどいが加計問題はもっと根深い。内閣府関与の証拠あれだけ出されたのだから。やってることは特権政治だよ。国民を馬鹿にしている。韓国なら暴動だと思うよ。」「NHKは国会や政治のことはニュースの終わりのころ、少ししかやらない。共産党の小池さんいいね。テレビでガンガンやってもらいたいよ。」
- こうも話された。「昔の自民党には骨のある人がいたよ。後藤田正晴だって 中曽根と体張って自衛隊員の派遣止めたことあったよ。今は安倍の言う通りだ。内閣を牛耳 っているのは菅かな?自民党の驕りかな、あせりかな。今の自民党はだめだ。馬場さんの党に頑張ってもらわないと」とAさんは怒りが収まらないのです。
- 国家戦略特区で岩盤規制にドリルで穴を開ける。勇ましく聞こえるがやってることは政治権力が行政を歪め、特定の事業者に便益を図る。「由(よ)らしむべし、知らしむべからず」、すなわち民意を排除し、多数におごる
- 誰のための、何のための政治か。国民主権とは市民的自由と権利の平等でないのか。前川氏の「反乱」で終わらせるわけにはゆかない
- いま、デモクラシーが危うい。
浪江町水素エネルギー拠点構想が動き出す
「浪江町の復興の目玉」とも考えられる世界最大規模の水素製造施設《東北電力が町に無 償譲渡する旧浪江・小高原発予定地と町有地 170haのうち約 40haを造成し、使用する。 5/11 民友》について、県は 5 月 10 日に正式決定しています。6 月議会の町長の行政報告には 一言も出てきませんでした。馬場議員は 6 月議会でイノベーション・コースト構想と水素拠 点について一般質問。4 点の質問、答弁の要旨をお知らせします。- 町の事業費負担は?
→答弁:土地の造成費は地元負担になる(金額未定)。 - 化石燃料などを原料とする水素エネルギーはエコでクリーンか?→答弁:水から製造し電気は太陽光発電なのでエコでクリーン。
- 水素の貯蔵・輸送技術は確立されているのか?
→答弁:水素社会の実現を目指すとしています。 - 地元企業参入と雇用創出など具体的効果は?
→答弁:今後協議する。
これだけではまだまだ雲をつかむような話。しかし、この開発構想はすでに2016年9月29日に東芝、東北電力、岩谷産業が国立開発法人新エネ・産業技術総合開発機構に公募、委 託事業として採択されています。因に東北電力の旧原発予定地の町へ無償譲渡は平成29年1月31日です。浪江町の復興に真に役立つのか、町の負担はどうなるのか、目を離せない。