2017年10月15日日曜日

かけある記 一枚のポスター(2017年10月15日)


町中、いたるところにポスターが張り出されている。先ず候補者の写真が並ぶ公営掲示板。告示日の貼り出し作業は定番である。ところが今年は少し違った。告示の日になっても候補者ポスターが手元にない(届いていない)のである。

その日の朝、5区選対事務所があるいわき市まで取りに行くことになった。打ち合わせの通り車2台、二組で貼り出すことにした。一組は葛尾分4枚、僕らは浪江町内4枚(のみ)と二本松にある浪江分の2枚、大玉村にある富岡公営住宅前の1枚、計7枚を貼り出すことにした。

7時に自宅出発、予定通りいわきから浪江、途中「とんやの郷」でそこそこに昼食。あとは休まず走り通し、終わったのが午後4時。途中高速道を入れて、なんと走行距離300キロ超。ウーン、ポスター一枚当たりの時間と距離は...?

昨日は街頭張り出しができる看板ポスター(公営でない)を5カ所設置した。地主の協力を得て二本松石倉復興住宅団地前にも設置出来た。それだけではない。『共産党さんは何時も頑張っているからね。ありがとうと言いたい。今度は野党第一党になるよう期待しているよ』とも。

一枚のポスター、一つの看板にそれぞれの期待が込められていることを実感した。対決軸は明確である。「アベ政治と野党共闘分断勢力」に負けるわけにはゆかない。原発被災地と被災者にとって大義ある政治の大波をつくるために全力で頑張ります。

「比例は共産党へ」、是非お力をお貸しください。


議会報告(9月議会馬場 績議員一般質問)

(1)国保事情制度改正について
国保の広域化、いわゆる「国保事業都道府県単位化」のそもそもの問題は何か、ということであります。介護サービスの利用料負担が1割かから2割に引き上げられ、来年8月からは単身世帯収入が340万以上の人は3割負担に引き上げられます。国の「社会保障一体改革」のもとで福島県は「地域医療構想」を作成しましたがそれによると県内2万の入院ベッドを一定期間内に23%も削減する構想が示されました。これが国保の広域化を進める基本的な背景であります。そのために「県単位」で地域医療体制と国保財政に責任を負わせるということにあるといわなければなりません。

国の財政支援について
帰還の現状を見れば町民生活の正常化は程遠いと判断せざるを得ません。したがって町の医療体制の強化と医療・介護負担の免除継続は命綱であるといわなければなりません。


①国の財政支援継続と、町の対応についてお答え下さい。
【健康保険課長】国に対しては、国保税及び一部負担金免除、さらには健康管理等に係る財政支援の長期継続を強く要請してまいります。