「原発の終わりの始まり」被災者・避難者の一人として歓迎します。
1月10日、小泉、細川元首相が顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」が法案骨子を発表しました。法案では「福島第一原発事故は、極めて危険かつ高コストで、国民に過大な負担を負わせることになった」、「原発は直ちに停止する」と指摘。そして「新たな産業と雇用を創出する成長戦略の柱として」自然エネルギーを位置付け、その比率を「2030年までに50%以上、2050年までに100%とする」という目標を法案で定めたことも注目されます。
昨年暮れには四国電力伊方原発の運転差し止めの判決が広島高裁で下されました。いずれも「原発なくせ」の大きな世論の力ではないでしょうか。
一方、日立製作所が進める英国への原発輸出を政府保証付き(約1.1兆円)で進めるとか、規制委員会が東電柏崎刈羽原発 6・7号機の再稼働審査「合格」、「原発の活用は欠かせない」(1月12日・世耕経産大臣記者会見)など、原発にしがみつく安倍政権のよこしまな策動が続いています。
今年は福島第二原発廃炉の早期決断を迫る年でもあります。
浪江町で盛大に成人式
成人の皆さんおめでとうございます。
冬ばれの1月7日、避難解除された浪江町で、真新しいスーツや晴れ着姿に包まれた新成人114名が出席して盛大に成人式が行われました。
入院中の馬場町長に代わって宮口副町長が式辞を代読。「未だに町の80%が帰還困難区域として避難継続されており、(解除された町内でも)買物など、きびしい状況におかれている」と語り、「浪江町の創建に若い皆さんのお力沿いを」と語りかけました。
9条改憲を許さず、いつの世も平和な青春を送れますように。