2018年1月22日月曜日

かけある記 医療介護の無料が継続されます。(2018年1月21日)

「夫の糖尿病が悪化し、入院になるかもしれない。医療無料継続されるのか心配です」との相談がありました。早速、町担当課長にTEL、確認したところ「免除通知が切れる(2月末)ので、210日頃までには無料継続の通知を送る予定です」とのことでした。

身近な友人の健康が心配

つい最近も、福島市に避難しているA氏が、津島の伝統芸能である「田植え踊り」の練習中に「体調が急変、救急車で運ばれた」とのことでした。働き者だったN子さんは119日の「ふるさと返せ!津島原発訴訟」に、「体調がよくない」とのことで裁判集会に来れなかった。
12月には二本松市石倉復興団地で「孤独死」で発見された事故もあった。一人暮らしの高齢者いうこともあり、発見が「死後数日後」という悲しい事故でした。
また自治会長を務めるなど元気だったSさんは最近67歳で亡くなった。
折しも郡山医療生協病院組合員ホールで開催された「チェルノブイリ報告会」に参加された伊藤浩志さんと面会。会場で彼の著書『復興ストレス失われゆく被災の言葉』を求めた。原発事故と健康リスク問題など、氏の専門分野である「脳神経科学」の学問と現状の洞察の著作である。被災者の健康対策は復興の柱でもある、と。


ふるさとを返せ!津島原発訴訟第11回裁判

1月19日・午後2時~福島地裁郡山支部で開かれました。

▼裁判所までデモ行進

原告二人が意見陳述しました(要旨)

■古山さん(62歳・男性・肥育農家いわき市に避難)
私は21歳で帰京。以来34年間、父と家族で畜産業に専念してきました。年商は2200万ほどでした。
私の長男も三代目を決意してくれました。それが夢でした。津島にいたころは毎日訪問者がありましたが、今では家族以外、誰とも挨拶をしない日は珍しくありません。津島での元の生活を取り戻せるなら、ビタ一文いりません。元の津島に帰してください。これが私の心からの願いです。

南雲さん(55才・女性・元津島児童クラブ指導員・福島市に避難
外で炊き出しをしていた3月14日、白い防護服を着た警察官らしき人が「中に入りなさい」と、どなってきたのです。あの時、国も、東電も津島が危ないと分かっていたのではないですか。再び子供たちの、あの元気な声が聞ける津島に戻してください。

コール「国・東電は責任をとれ」