浪江町議会12月議会は12月5日から13日までの日程です。馬場議員の一般質問は6日(水)午前の予定です。
主な質問項目
1、帰還困難区域の拠点整備経過と諸問題について
(1)拠点整備計画について
①拠点区域の面積拡大の方針を問う。
②なぜ帰還困難区域だけが「帰還」や「土地利用見込みが認定の条件なのか、目標であるべき。
(2)地域整備と保全管理について
①保全管理の責任と事業計画を問う。
2、賠償継続及びADR申立について
(1)家賃賠償の継続要望について
①仮設住宅及び借り上げ住宅供与期間延長と賠償継続の今後の対応について
(2)福島地裁「生業判決」について
①国・東電の法的責任と「中間指針」を上回る判決に対する見解は。
②ADRの進行協議と今後の対応は。
3、生活再建の実態と仮設住宅閉鎖・退去期日通知について
(1)生活再建の実態について
①就労・無職などの実態把握について問う。
(2)県の期間延長と仮設住宅入居強制立ち退きについて
①(入居者のいる)共用施設設備の使用停止は人権問題と認識しているか、問う。
4、介護在宅サービス外しについて
(1)「要介護1・2」の保険外しについて
①町民の利用実態と国の制度改悪中止を求めるか問う。
5、政治認識について
(1)自衛隊明記と安倍改憲の認識を問う。
(2)国連の核兵器禁止条約署名を国に求めるか問う。
✓✓新聞記者 望月衣塑子を読む
東京新聞社会部記者、あの望月衣塑子である。10月10日初版、発売されて日はまだ浅い。
「事件記者」と自らを紹介している。失礼な言い方かもしれないが、兎に角面白い。一気に読んだ。両親のことや自分の生い立ちも書かれていて、「にんげん 望月衣塑子」を読む人にイメージさせる。笑ってしまったのは留学先のメルボルン大学での出来事である。『ダイブできる湖があり…5メートルくらいのところから…飛び降りる前に、足を滑らせ真っ逆さまに転落。』絶対安静の大けがをしたことがあるなどと、あっけらかんに書いている。
日本歯科医師連盟のヤミ献金スクープの裏話も面白い。「忖度」とは無縁の立場を貫く彼女である。ヤマ場は何といっても菅官房長官の記者会見取材である。「東京新聞の望月です」は、すっかり有名になったが、その舞台裏は「真剣勝負」である。政府垂れ流しのマスコミ界に、一石を投じた彼女。信頼できる友人記者もいるという。私も彼女を信頼したい。