1/18議会全員協議会・「3月31日避難解除」政府方針に厳しい意見続出!
浪江町の避難解除時期について、全員協議会のマスコミ報道が「解除時期決定」であるかのような報道があり、「本当ですか」、「みんな不安になっています」などのメールや電話が私のところにありました。
政府が「3月31に解除したい」との方針を、議会に「提示しただけ」で、町も議会も「決定」した訳ではありません。全員協議会の質疑・答弁の一部要点をお知らせします。
1月26日から県内外で行われる住民懇談会で、避難解除に対する町民の率直な意見を述べることが大事であると思います。
議会の主な意見と町長・政府の答弁
<解除時期>
◆「3/31は町と協議の結果」という説明だが、解除決定でないことを確認したい。(馬場績)
◆これまで解除した市町村の帰還者の実態は1割程度。国はどう考えるのか。(馬場績)
◆「3月末解除」は早い。(平本)
◆解除が遅すぎるといわれた。3/31解除すべきと考える。(渡辺)
➡そういうことです。(政府・後藤)
➡子供の教育や勤めなど、また避難先で住居を求めた人もいる。解除しなければ次の復興に進めない。(政府・後藤)
➡避難解除3要件を満たしているか、議会と協議する。(町長)
➡解除により復興を加速させたい。(政府・後藤)
<除染問題>
◆「除染の結果」はすべて平均値で報告している。行政区別に宅地、農地、森林、道路の最高値と箇所数の資料提出を求める。(馬場績)
◆町除染検証委員会の検証は不十分。
3月まで終わるのか。(平本議員)
◆議会の現地調査で5.8µ㏜/h(側溝)のところがあった。除染の徹底を。(山崎、平本、馬場績)
➡提出する。(環境省・小沢)
➡来年度以降も(検証を)やる。(本間副町長)
➡3月末までには終了する。(環境省)
➡これからやる。(環境省・小沢)
<医療・介護免除など支援措置>
◆避難・被災者に対する免除措置は、法的に担保すべきもの。国の責任を明確に示せ。(馬場績)
➡(2021年3月までの復興期間)期間内は継続される。(政府・後藤)
<福島第二原発の廃炉を求める>
◆昨年11月の地震でF2-3燃料プール一時冷却停止の重大事故があった。廃炉を。(馬場)
➡国がああせい、こうせい言えない。福島は他と違う。(政府・後藤)