2017年4月11日火曜日

かけある記 2017年2月5日 浪江町役場二本松事務所 4月から浪江に役場機能移転/臨時議会で可決(1/23)

浪江町役場二本松事務所4月から浪江に役場機能移転/臨時議会で可決(1/23)

二本松に総合窓口課_桑折、本宮出張所は廃止。

原発避難から間もなく6年になります。現在の避難状況は下表のとおりです。まだまだ避難は続くでしょう。

現在、町と国は「避難解除時期」について住民懇談会を開催中ですが、町長は『解除時期にかかわらず、役場機能を本庁舎に戻す』ため臨時議会を招集、約4000万円の庁舎移転経費の補正予算と「浪江町課設置条例の一部改正」が全会一致で可決されました。(出張所は南相馬、福島、いわき各市に残ります)

<避難の現状・1/20現在>
県内避難・・・上位5市:いわき市3138、福島市3092、郡山市1832、南相馬市1829、二本松市1541人/県内14,470人

県外避難・・・上位5県 茨城県1051、東京都878、宮城県826、埼玉県698、千葉県567人/県外6,363人

仮設住宅・入居戸数1265戸(入居人数2287人)入居率45.8%
借上住宅・入居戸数1872戸(福島397、二本松169、郡山300、南相馬281、いわき436、会津若松28他)入居人数2,287人
復興公営 住宅 浪江町分の募集戸数2486戸(うち入居決定1533戸、入居開始1039戸)



節分、ささやかな我が家の豆まき

 つつましく節分に豆をまく
 早くも節分、本当に早い。今年も安達農民連の野菜ボックスには、豆殻と柊の枝が入っていた。それだけで郷愁に誘われる。
帰宅したのが夕刻である。家内が青豆と落花生を豆まき用に用意していた。それからが慌ただしい。買物の中にあった鰯の頭をもぎ取り、豆がらの枝にさす。豆殻そのものが珍重なものである。
飾り付ける場所に毎年苦労する。今年も玄関の灯りで何とか括り付けた。津島にいたころは炊き立てのご飯とお神酒、一升枡に入れた煎り豆を神棚に挙げる。「今年も息災でありますように。豊作でありますように」と祈りをささげるのだ。
無神論者であるのだが生まれ育った風習は体に染みついている。当時は煮魚と煮物は欠かせない節分のご馳走であった。昔は厩にも風呂場にも厄払いの飾りつけをしたものだ。
節分の前日、2月2日には参議院議員の岩渕 友さんが国会質問の調査で町役場と石倉復興住宅を訪問した。本間副町長が「復興の課題」について簡潔・適切な説明をしてくれた。住宅団地では10数名の参加で座談会が行われた。
私はいわきの住民懇談会出席のため中座。たくさんの意見、要望が出された。やっぱり自分たちの声をしっかり届けてくれる議員が必要だ。
折しも飯坂の災害公営住宅で飯館村の一人暮らしの老人が孤独死であったことが報じられた。ある会議では準備宿泊中の山木屋でも孤独死が報告された。息災を祈る節分に悲しいニュースである。
「米国に物言えぬアベさん」、「福島切り捨てのアベ政治」。声高らかに「アベは外」。